各地のシーナリー MSFS(FS2020)
用
最新 : Nov. 23 , 2023
FSX/P3D用に作ったものの中からFS2020用にコンバートしたものや、新たにFS2020用に作成したものをアップロードしました。
コンバートしたものは、ほとんどがgmaxで制作したものです。gmaxは強力なツールであり、今でもModelConverterXとの併用で FS2020に対応可能ですが、FS2020用としてはBlenderの方が使いやすい面があり、制作ツールをBlenderに切り替えました。
FS2020へのインストール
・パブリックドメインの一般的な考えに従い、インストールの結果によるすべてのことはインストールしたご本人の責任になります。
・ダウンロードしたZIP内にある kino-********名等の各フォルダを、そのままFS2020のCommunityフォルダ内にコピーす るだけです。
Communityフォルダは少し分かりにくい場所にありますが、たいていの場合はC:\Users\ユーザー名\AppData\Local \Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe
\LocalCache\Packagesにあると思います。
探すのが面倒であれば、Cドライブで「Community」を検索すればよいと思います。
・Steamバージョンの方は、steamのインストールフォルダー下 steamappscommon\MicrosoftFlightSimulator\Packages にCommunityフォルダがあるとの、函館の「かなやん」さ んからの情報です。
海上自衛隊 護衛艦「ひゅうが」in 館山 (with moving , wake , smoke)
海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」が、海上自衛隊 館山基地RJTEの北西海上を航行しています。航跡と排煙が付いています。着艦可能です。(Nov. 23, 2023)
排煙はあまり目立ちません。長い航跡のモデルがご希望の場合は下にある記事から別ダウンロードしてください。実際の艦では長い航跡がでるようです。
ひゅうがの航行速度は約11kntで、館山基地(RJTE)北西海上を周回しています。甲板は固めてありますのでランディング練習などに使えます。着艦した後も「ひゅうが」が機体を運んでくれますが、MSFSの仕様なのか、船体が旋回しても機体のヘディングは元のままです。着艦位置は保持してい
ます。
インストールしても航跡が見えない場合は、次の2点を試みてください。
・MSFS公式アドオンMODの ”TOP GUN: MAVERICK" をインストールしてください(Market Placeで無料です)。 眉唾物のような話ですが、私はこれで解決しました。
MSFSの航跡用イフェクトファイルはMSFS標準では入っていないようで、TOP GUNを入れるとイフェクトファイルもインストールされるのかなと思われます。
・気象メニューで風速(WIND)を3knt以上にしてください。ベタ凪の海よりくっきりとした航跡が見えるはずです。
シーナリーテクニックとしては、SimObjectをWorldScriptを使って動かす方法で、FSX/P3Dの時のやり方とは全く違っています。詳細については、Moving Boat Library-1.2
というMODにとても詳しい
解説がついていますので、チャレンジされてみてください。 Moving shipの配布公開は、その特性上どうしても作成ファイルの多くを公開してしまう形態です。お陰で私もmovingの方法を理解できたわけ
ですが、中に入っているデータについては無断使用のないように十分な注意が必要だと思います。ライブラリーのmoving船を使う場合でも、必ず使用ライブラリー名を明示すべきだだと思います。
今回の拙作「ひゅうが」および航路ファイルはライブラリー用ではありませんので、モデル等を2次利用してのシーナリー公開は固くお断りします。
ひゅうがの右舷側を船尾方向に向かって航跡に平行に飛行し、適切なベースターン開始ポイントで右旋回したときに航跡
を見つけやすいので、こちらのほうがその後の着艦プロシージャーがスムーズかもしれません。
長くした分、航跡の形の粗が目立つようになりましたが、こちらがよろしければ、シーナリーファイルのフォルダを全部
入れ替えてご使用ください。
兵庫県 餘部(あまるべ)の橋梁と灯台
兵庫県の山陰地方、餘部(余部 あまるべ)にある、JR山陰線餘部橋梁とその近くにある余部埼灯台です。(Jun.2, 2023)
FSX/P3D用に作製したものをMSFS用にコンバートしました。ライト効果も付加しましたがあまり効果的にはなりませんでした。夜の雰囲気だけ出ていれば良しということで....。
灯台は余部橋梁から北西方向に3Kmほどの山の稜線上にあります。灯光の高さは海面から284mの位置にありますので、海岸線の低空をフライトしていると見つけにくいかもしれません。
2023年3月リリース4題
2023年3月リリースの4題 ( Mar.30, 2023 )
2022年秋ごろから2023年早春にまとめた4題のシーナリーです。(4題まとめてのダウンロードですが、解凍すると4つ別々のフォルダーに分けてあります。)
1.島根県出雲市多伎町にある「道の駅 キララ多伎」。 建物がメルヘンチックな道の駅です。海岸線にあり風光明媚。お土産としては無花果の加工食品などが有名です。
2.佐賀県唐津市呼子町にある「呼子大橋」。 海産物のイカで有名な呼子の町と加部島を結ぶ吊り橋です。全長約600m。
3.京都市伏見区にある「JPD京都ヘリポート」。 淀の競馬場の北東1.5kmにあります。京都遊覧飛行の起点に。
4.滋賀県蒲生郡日野町にある「滋賀県警ヘリポート」。 琵琶湖にそそぐ愛知川を遡り、山裾にある永源寺や永源寺ダムの手前6kmあたりを右に旋回すると見えてきます。
北アルプスの山小屋群
飛騨山脈、北アルプスの山小屋群 ( Jan.1, 2023 〜 Sep.20,2023 )
札幌市のひぐまさんがFSX/P3D用に作製された、飛騨山脈、北アルプスの山小屋群を、氏の許可を得てMSFS用にコンバートさせていただきました。
氏の山小屋群は全部で55棟ありますが、49棟をコンバートさせていただきました。
許可をくださったひぐまさんに感謝申し上げます。
MSFS2020の大型アップデートにあわせて機体の数が増え、それに合わせて水上機のMODも発表されたので、以前からやってみたかった水上機桟橋を設置してみました。実際の三国港には水上機桟橋はありませんが、北前船の歴史にちなみ木造船体を搭乗オフィスにした桟橋です。港 の突堤も設置してみまし
た。
MSFSの水上機には未だ係留オプションは付いていませんので、桟橋に横付けしても波や風で機体が自然に漂いだしてしまいます。止めたい場合は、強制的に桟橋に少し乗り上げるしかありません。小さめの機体なら着陸ギアを出して桟橋に「上陸」し、パーキングブレーキをかけてしまう手も無くはありませ
ん.....
任意追加オブジェクト
三国港は九頭竜川の河口にあたる地で、すぐ上流にトラス橋の新保橋がありますが、デフォルトではただの橋ですので、よく似た形のトラス橋を置きました。 ただ、この橋は拙作の
MSFS
用「日本風景ライブラリー」 がないと表示されません。必要に合わせてライブラリーをインストールしてください。
なお、ZIP内に福井空港を含めた地図のjpg画像を同梱しましたので、参考にされてください。
JR東海道線 米原駅周辺 ・ 長浜ドーム
2022年夏の製作第2弾、JR東海道線 米原駅周辺 と 長浜ドームです。( Aug.26, 2022 )
1.滋賀県米原市の「JR米原駅と周辺のオブジェクト」(米原駅、跨線橋、平和堂、東横イン、米原市役所など)
2.滋賀県長浜市にある「長浜ドーム」
ふたつのオブジェクトとも原作は
「飛行爺さん」がFSX用に作成したもので、今回
許可を頂きまして私がMSFSへのコンバートと追加微調整をさせていただきました。
駅の北側の跨線橋への取付け道路と、駅東にある小さな喫茶店「スタンダール」は、今回私が制作して付け加えました。
滋賀県のJR米原(まいばら)駅とその周辺の建物のシーナリー、および長浜市にある長浜ドームのシーナリーです。
米原は駅では「まいばら」、街の名は「まいはら」と微妙に違うようですが、SL全盛の時代には大きな機関区があり、東海道線の中継基地、北陸線の起点・終点として、駅も町も大変に賑わった地です。今では北陸線は琵琶湖西を走るようになり、SLの引退と共に機関区関連の建物も無くなりました。それでも北陸
と名古屋を結ぶ特急「しらさぎ」号の進行方向折返し駅、新幹線との乗換駅、湖東方面を走る近江鉄道への乗換駅として、重要な役割を果たしています。
米原から琵琶湖に沿って少し北上すると、秀吉出世の地として有名な長浜市があります。今は旧跡やガラス館を訪ねたりする観光地としてもにぎわっています。この街にあるドームも上空からは大きく見える建物のはずなので、MSFS内に配置しました。デフォルトではべたっとした平面の丸い建物として表示
されているものですが、これではあまりにも寂しいので飛行爺さんの御作をコンバートさせていただきました。
なお、米原駅の南側2Kmほどにある
エレベーター試験塔(フジテックの工場)のシーナリーもこのページ内にありますので、是非一緒にお試しください。
札幌テレビ塔 ・ 札幌ドーム ・ 北海道百年記念塔
羊ヶ丘のクラーク博士像
2022年夏の製作として取り組んだのは、札幌市内の4つのオブジェクトです。2つのZIPファイルに分けてあります。( Aug.8, 2022 )
1.札幌大通公園の札幌テレビ塔
2.札幌市郊外の札幌ドーム
3.札幌市郊外の北海道百年記念塔(市の東部、野幌森林公園にあります。
老朽化により2023年に取り壊し予定とのことです。)
4.札幌市郊外の羊ヶ丘にあるクラーク博士像(市の南東部、札幌ドームの近く。南側方向にあります。)小さなオブジェクトですが芝生広場の横なので、何とか発見可能だと思います。
札幌市在住でFSオブジェクト作製の大先輩、ひぐまさんから光栄にも依頼を受けて1.〜3.を作製しました。作製と言っても、ひぐまさんがFSX用に製作されたものをMSFS2020用にコンバートし、いくらかの改変と追加をしたものです。特にテレビ塔とドームは、かなりの部分で氏のモデルとテクスチャ
を 使わせていただいています。
百年記念塔本体は私が新たに作成しましたが、基台部分はひぐまさんのモデルを使いました。
羊ヶ丘のクラーク博士像は私の製作です。私にとって札幌と言えば真っ先にクラーク博士像が思い浮かぶので、以前からどうしても製作したかったものでした。そういう事もあって始めからBlenderで製作しました。
今回の像は初めて人体モデリング(と言っても銅像ですが....)に挑戦したもので、下手な部分が多いのですが、近くで見ないという前提で、ある程度の処で製作を切り上げました。人体モデリングは難しいです。特に博士の顔立ちが全く違う感じになってしまいました。製作土台のポ
リゴンモデル作成の時から気合を入れて、雰囲気を似せていかないとダメなのだということが分かった次第です。"後で直そう" は ”後の祭り” になります。
なお博士像とは別に、個人用に羊ヶ丘風景をGoogleから拾って併用しようと思ったら、別々では博士像との位置・標高合わせが意外に難しかったので、羊ヶ丘風景と博士像を結合してしまってあります。その点にご留意のうえ使用は個人のPC内のみに留めてください。